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<2026年6月>

  • 執筆者の写真: asdg
    asdg
  • 6月16日
  • 読了時間: 2分


心地良い初夏も過ぎ、東京は梅雨入り。湿度の高い季節、皆様ご自愛頂きたいと存じます。



お客様より、お気に入りの藍染のコートの修復のご相談を頂きました。



長年使い、とうとう生地が擦れて、向こうが見えそうな程に薄くなってしまい、生地を染め、織られた方から頂いた残布はあるのですが、何とかならないものでしょうか!?と。



お気に入りと仰られる通り、長年のご着用で柔らかく馴染み、月日と共にとても着やすいコートにまさに“育て上げられた”そんな表現がピッタリの素晴らしい雰囲気を纏っているコートでした。


拝見し、二つの修理方法をご提案させて頂きました。


①残布を糸として使い、擦れて薄くなった部分を生地として織直すようなお修理。


生地として織り直すようなものですので、見た目にはほぼ何事もなく、生地が元の状態に戻るようなお直しですが、少しお値段の掛かる修復作業となってしまいます。



②残布を当て布として使い、擦り切れた部分を補強する方法。



私がこの手法を使う場合には、当て布を使い、ただ補強するのではなく、生地を足した事が新しいデザインとして活き、違和感なく、直した感じがしないようにデザインに昇華させる事を目標にします。



今回は①の方法での修理も見てみたいけれど、買ったコートのお代以上のお値段になってしまうのでと②の方法をお選び頂きました。


このコートが持つ藍染の素朴さと、物を大切にされる持ち主のお客様の雰囲気を表現したく、手仕事の民藝の美を意識した2型をデザイン、ご提案お選び頂きました。



Before、Afterのお写真掲載させて頂きます。


お気に入りのコートを大切に長年育てられたお客様の素敵な物との向き合い方と生き様に温かい心を頂き、またこれから少しデザインを変え、新たに育てていくお手伝いが出来ました事、大変嬉しく感謝申し上げます。



サロンオーナー

庄司 博美





 
 
 

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