年末に向け、パーティー等が増える季節になりました。 イブニングドレスのご依頼を頂きました。 日本では中々フルレングスのイブニングドレスを着る機会に恵まれる事は稀な事でございますが、一年の間に何度かお召しになられるお客様もいらっしゃいます。 ドレスの仕立ては身体のラインが出る物も多く、フィット感、フォルム少しの違いで全く美しさが変わりますので、仕立甲斐がございます。華やかで楽しくも難しいお仕事です。 シルクサテンバイアスカットのマーメイドラインのビスチェドレスです。 こちらのお客様はいつもイメージが明確で「もう少し膝上から裾広げたい❗」「胸元の白の幅をもう少し広くしたい」一度目の仮縫いでご要望を的確にお伝え下さいます。私はそれを美しく見せる為のベストのカッティングや生地の張らせ方や落ち感を考え形にして参ります。お客様とご一緒に意見を出しあい、真剣対峙から創りあげる共同作業でその方ならではのこだわりのオーダー品は出来上がります。 お客様と私、二人の感性が揃い初めて出来る唯一無二のお仕事、本当にありがとうございます。
サロンオーナー 庄司 博美
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